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 午後1時、和食さいとうは仕事の時間になる。  智はカウンターに立ち、仕事を始める。 「智姉さん、おれも働かせてくださいッ!」  大崎は仕事をさせてほしいと頼むが、 「だめだ。今は客がすごく少ないから私1人で十分だ。2人以上の給料を払うと店がつぶれる」 「いやですゥ~! 智姉さんと働きたいですゥ~! おれはNEET生活なんていやですッ! 働かせてくださいッ!」  断られた。和食さいとうは客が少ないので今は従業員を雇ったらすぐ潰れるほど。  大崎が無理言っても断られる。 「あッ……! チーン」
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