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「注文はする。看板MenuのTurbo焼きそばをくれ」 「了解だ。調理にかかろう」  雨原が注文したTurbo焼きそばとは焼きそばに青海苔を掛け、マヨネーズを渦巻きのようにぐるぐると麻中心に掛け、Maebashi名物の豚肉、国産の卵を入れた当店の看板Menuだ。 「その前に、調理する前に待ってくれ。大崎ちゃんはいないか?」  調理にかかろうとした智を止める。  大崎はいないかって聞いた。 「ここにいるぞ」 「よく来たね。雨原」  大崎が雨原の前にやってくる。  大崎が雨原のもとにやってきたあとは智は調理へ向かう。 「大崎ちゃんはここに住んでるのか」 「そうだよ」 「ガソリンスタンドで言ったことを覚えてるかい。うちのTEAMが主催するDRIFT走行会に参加するかの答えを聞きに来たんだ」  これが雨原の和食さいとうにきた目的だ。  大崎のDRIFT走行会に参加するかしないかの答えを聞く。 「DRIFT走行会はうちが開催しているけど、参加者は少ないんだ。参加者はうちのTEAMしかいなし、ほかは車の故障や事故による怪我で集まらない。うちのTEAM以外で走ってくれる人がいないから参加者を探したけど、斎藤智と一緒に走っていたお前を参加させたいと考えたんだ」  さらに続く。 「どうだ? うちの走行会に参加しないか? お前が参加しなかったらうちの走行会は開催しづらくなると思うからな。参加少なかったら開催が難しくなる。開催日は金曜日の午後10時に赤城へ集合だ」  それに大崎はどう答えるのか。  智のほうは調理を終えて、Turbo焼きそばを雨原の席へ持ってくる。 「大崎、本当に参加してしまうのか?」  大崎の固い口はどう開くかッ!?  その固い口はすぐ開いたッ! 「参加するよ。君のDRIFT走行会にッ!」 「よし、決まったなッ! じゃあ金曜日の午後10時には赤城山の資料館前の駐車場へ来いよ」  大崎は決めた、DUSTWAY主催のDRIFT走行会に参加することを決めたようだ。  雨原の注文したTurbo焼きそばは完成し、その10分後には完食する。ちなみにサクラは
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