第1章

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……… 週明け、昼休みに飯をかき込みながらツレのコンパ結果を無理矢理聞かされるも心中穏やかでない俺は殆ど上の空でスルーして顰蹙を買っていた。 兵藤が帰った後、二度寝した俺は昼前に妹と弟に叩き起こされ、おかんには嫌味を言われ機嫌の悪いまま飯を食い、更にゴロゴロして過ごした。 もしかして兵藤からメールの一つでもあるかと思いもしたが、やっぱり素面の兵藤の行動はブレないようで一切連絡はなかった。 「マジでムカつく。」 俺の唸るような独り言に、文句を言っていたツレは触らぬ神に祟りなしなのか絡むことを止め、俺抜きで話を始める。 学校に来たからといって兵藤とバッタリ会う事など本来はない。 だから、俺が行くかアイツが来るかしないと顔を合わせる事などないのだ。分かってはいるけど俺から行くなんて絶対にしたくない。
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