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「仕事場で同期なんだけどね…仕事しないんだよね…」
その後、千里と梨花、新と有田の四人で飲んでいた時、千里が梨花に話してくれた。
奈美は仕事を真面目にこなさなくて、いつも千里が尻拭いしている。
休みも多いらしい…
「豊には話してないんだけどね…
たまたま会いにきた時に奈美が豊を気に入ったらしくて、猛アタックしたんだよね😖
まさか付き合うとは思わなかったけど…
それにね…
豊以外にも彼みたいなのいるみたいなんだよね…」
千里はそう言い、溜め息をついた。
「そうなんだ…豊さん、いい人なのにだましてるなんて… 」
梨花も、奈美に対して感情が変わり初めていた。
「新と有田には内緒ね…
この話、聞いたら奈美に何するか分からないし…
もう少し様子みてみるから。」
梨花も頷いた。
帰り道、梨花と新は梨花の家に向かって歩いていた。
「千里と奈美って仲悪いのかな[?]」
ふいに新が話をきりだす。
「えっ❗どうして[?]」
梨花はびっくりした。
「いや~千里の態度がね…なんとなくそんな気がした…。
あいつ、あんまり人嫌ったりしないんだよね…
よっぽどの事ないと…
梨花、なんか聞いてない[?]」
新の洞察力はすごい…
客商売だからなのか[?]
梨花は、
「仕事しないんだって…
千里さん、いっつもとばっちりうけてるって言ってたよ…」
と、話した。
ふ~ん…と新は言ったが、
「それだけじゃないだろ[?]
千里はそれ位であそこまでならねぇよ…」
と、言った。
するどい新…
梨花は、話すべきか悩んだ。
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