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「ヨシ、ジュピターニトウチャクシタゾ」
最初の訪問場所は木星である。
と言っても、ガスの塊に立つわけにもいかず、木製の近くに浮いてる状態である。
「あ、あれ?なんで俺息してんだ?」
気づくと、俺の体は観覧車のゴンドラのようなものに入っていた。
どうやらこいつは念じれば動くという、火星の最新技術らしい。
「イイカチキュウジン、イマカラアノガスニツッコムカラナ。スピードオトスンジャナイゾ」
「勢いが大事ってわけな。」
俺は他の火星人よりも早くガスの中に入ってしまった。これが悲劇の始まりだった…
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