第1章

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「ヨシ、ジュピターニトウチャクシタゾ」 最初の訪問場所は木星である。 と言っても、ガスの塊に立つわけにもいかず、木製の近くに浮いてる状態である。 「あ、あれ?なんで俺息してんだ?」 気づくと、俺の体は観覧車のゴンドラのようなものに入っていた。 どうやらこいつは念じれば動くという、火星の最新技術らしい。 「イイカチキュウジン、イマカラアノガスニツッコムカラナ。スピードオトスンジャナイゾ」 「勢いが大事ってわけな。」 俺は他の火星人よりも早くガスの中に入ってしまった。これが悲劇の始まりだった…
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