1人が本棚に入れています
本棚に追加
昨夜、正確には深夜の1時から2時頃に南の街、『伽羅狗足街(きゃらくたまち)』で謎の生物が暴れ回るという不可解かつ奇妙な事件が発生したらしい。
街の住民1,122人のうち、死者1,116人、生存者わずか3人という最悪な事件となった。
生存者の1人は、「巨大な影が空から降ってきたかと思うと、突然街で暴れ始め、一夜のうちに街を壊滅させていった。」と証言しており、また、「必死になって山の方に逃げた」と話していたそうだ。
この事件の規模は危うくばこの街と隣同士であるであるここ、『數嘉縷街(すかるまち)』、更には『ルウィルカーデ』と呼ばれる巨大な森にまで及ぶところだったらしい。
また、別の生存者の話によると、その巨大な影は数体いて、一部の影は魔法のようなものを使っていたと言っていた。
最初のコメントを投稿しよう!