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ライ「我はライオネル。コタロー殿は我をライと呼ぶので、其方はララと呼ぶことにした。」
ララ「あー…まぁいい。取り敢えず俺に頼ろうと思うなよ?行くぞ~。」
まさにダルそうなテンプレ教師しかし、その実態は帝だったりするんだろうなぁ。
ライ「またテンプレか。其方は帝であろう?」
カマかけたとたんじわじわプレッシャーが高まっていく。
ララ「何でそう思った?」
ライ「テンプレだからだ。その気配から雷帝とみて間違い無いな。」
あれ?雷帝に会ったことあるの?
ライ「うむ、何度かな。」
ララ「まぁいい。他言する様なら消すからな?」
スッとプレッシャーから解放されて、ため息をつく。
ララ「ここが教室。面倒だから一緒に入ってこいよ?」
ライ、この凄い耳栓してね?
ライ「うむ。」
俺はライと2人分の耳栓をつけて悲鳴に備える。
ララは至って普通にさくっと教室に入って行った。
行こうかね。
ライ「……。」
無言で手をぎゅっと握ってくるライ。緊張してんのかな?
ララに続きライ、俺と教室に入る。
『!!!!』
まぁ叫んでも聞こえないっていうね(笑)ララのみが被害にあっているようだ。
ララ「!!」
まぁ、単位無くすぞ!とか言ってるんだろうな。
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