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ライ「コタロー殿、アレとソレではないか?」
ライの指差す先には赤に黄色のメッシュが入った髪の戦闘バカ(仮)と紺色の長髪のツッコミ(仮)が並んでいた。
多分正解。
ライ「そこのメッシュとロン毛以外は少し離れろ、五月蝿い。」
ライったら俺様なんだから。
ちょっと戸惑いながらも本能的に逆らえない魔王の言葉は生徒たちを遠ざけた。
赤毛「メッシュじゃなくて、ギッシュな?」
紺色「バカか?お前の髪の色の事を言ったんだよ。俺はルーク。何で俺達を残したんだ?」
ギッシュにルークね。
ライ「うむ。テンプレだからだ。」
ライ、テンプレはわかんないと思うな。
ライ「そうか?では何となくだ。」
ま、いいや。
ギ「なんだそりゃ?取り敢えず一緒に闘技場に行こうぜ!」
ル「校舎の案内も行きがてらできるしな。」
案内はいらないなー。ライは案内聞く?
ライ「いや、要らぬな。案内は要らぬ、行くぞ。」
俺の手を握って教室を後にする。
ギ「なぁ、お前ら付き合ってんの?」
ル「プライベートな事をいきなり聞くなバカ。」
バシッと後頭部をルークが殴った。
パートナーだもんね?ライは俺と離れられないもんねー?
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