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あ、それでいいんだ…。
ライ「コタロー殿、魔武器を作るのだ。」
俺の魔武器に興味深々のライが促してくる。
んー、どんなのがいいかな?
ライ「コタロー殿は何時もどんな武器を使うのだ?」
いや、争いとかほぼ無縁の世界から来たからなぁ。武器かぁ…。
ライ「コタロー殿、無理に武器にせずとも良いのだ。盾や魔法補助も有りだと我は思うのだ。」
そっか、魔武器って武器以外でもいいんだよね。ライ、ありがとう。
ライ「どういたしまして。」
照れ笑いのライを撫でて、魔鉱石に魔力を流……あ、井戸うさぎと混ぜてみよう。
ライ「うさぎ?」
ミカ「混合生成ですか。」
知識の中にあったから、やってみようかなって。
魔力を流して、分離しないようにまぜて~形を整えたら出来上がり!
俺「う~さ~衛(え)~門(もん)~。」
某青猫ロボット風。
ライ「うさえもん?」
そう、うさ衛門。
ミカ「ピンクのうさぎのぬいぐるみ要素が耳の形のみですね。」
あぁ、うさ衛門は黒いからね。
ル「うさぎ耳の…人間?」
違うよ、俺の魔武器。戦闘能力皆無だもん。なら、俺の代わりに戦闘してくれる魔武器を!って思ってね。
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