勇者候補と不愉快な仲間達が残念になった件

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ギ「おう!戦闘の次に魔法薬が好きだ。」 ギッシュの答えにじじ先生?が笑顔になる。 じじ「ギッシュは魔法薬が好きか…よいよい。今日はマンドラゴラについてじゃ。」 じじ先生は温室の扉を鍵で開ける。カードキーが主流なのに鍵束に留められた鍵がジャラジャラしている。 ライ「転移キーか。」 転移キー?検査しよう。 転移キー 指定空間転移魔法。人物ではなく指定した空間(部屋)を転移させるもの。鍵自体が転移魔法陣として使われる事が多い。 ふーん。 じじ「グループごとに鉢植えの前に移動して待機じゃ。」 ほら、やっぱり隣が空いてるよ…。 じじ「さて、今日はマンドラゴ「エリックの腕を離せ、バカ王子!」」 金髪「黙れイカれピンク。」 勇「二人共ケンカはダメだよ。」 遅刻にもかかわらず騒ぎながらの入室はデフォなのか? じじ「はて、今は授業中じゃから部外者は退出願おうかのぅ。」 じじ先生言うね~。でも、勇者候補一行は聞いてない。それにしても煩いね。 じじ「ちぃと静かになれんかの?」 ピンポイントに勇者候補一行にプレッシャーをかけるじじ先生。 金髪「王子である俺様に殺気を放つとは罪に問うぞ?」 金髪の俺様は王子様でした。
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