勇者候補と不愉快な仲間達が残念になった件

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うーん。念話しよっかなぁ。 ギ「な、なんだ?」 ル「無言で凝視は怖いよ?」 ライ「コタロー殿、ファイトなのだ!」 ら、ライ…手、繋いでもいい? ライ「うむ、コレなら頑張れるのだ?」 後ろからギュっと抱きついてきた。うし、頑張ろ。 ミカ「今からコタロー様が念話なさるので、御用意はよろしいですか?」 ギ「さっき無理~って?」 ル「状況が変わったんだろ。よし、こい!」 こんにちは~…。 ギ「おぉ、念話ってこんな感じなんだな。」 ル「もしかして状況悪すぎ?」 うん。これから隣のバカ共がマンドラゴラ抜くよ。 ギ「予言か何かか?」 ライ「テンプレなのだ…フラグなのだ。」 ふるふるしてるけど、そんなに怖いの? ライ「幼体のマンドラゴラの悲鳴は特殊な耳栓が無ければ命を奪う可能性があるのだ。」 まーじーかー。ミカエル、隣を監視してて?ヤバそうだったら結界よろしく。 ミカ「かしこまりました。」 ル「念話って便利だな。ギッシュ、このマンドラゴラってどれ位危険なんだ?」 ルークは隣を警戒しつつマンドラゴラについて調べ始めた。 ギ「これは雄のマンドラゴラだから睡眠や催眠の効果があるな。悲鳴は雌とは違って命までは取らない。」
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