勇者候補と不愉快な仲間達が残念になった件

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ならマシだね。じじ先生も奴らを警戒してるみたいだし、ここで大事は起こさないようにしなきゃね。 ギ「気を付けるのは悲鳴だけじゃないぜ?」 え? ギ「マンドラゴラは雄の場合強い催淫胞子を飛ばす事があるんだ。根から赤い霧状の物が出始めたら息を留めて逃げるのが一番だな。」 博識なギッシュて気持ち悪い。 ギ「俺の扱いひどくね?」 ル「そんなもんだろ?とりあえずはバカ共が抜かないかの観察だな。」 そうだね。一応ミカエルに見張らせてるけ ミカ「あ、抜きますねぇ。」 「「「早いよ(のだ)!!」」」 しゃおんけっかいぃぃ!! ギ「あ、気絶した。」 結界内でバタバタと倒れていく勇者候補一行。運悪くマンドラゴラを握ったまま倒れたせいで…。 ル「結界内が真っ赤だな。」 ギ「お~、質のいい胞子だな!」 じじ「ふむ、抜きおったのぉ。」 ちょっと、感心してる場合じゃないよ? ライ「高濃度の胞子を吸い続けると抜けにくくなるからマズイのだ。」 どんなマズさ? ギ「高濃度の胞子を大量に吸うと最初は気絶、同種族間の記憶障害、刷り込み、催淫って感じだな。」 ライ「要するに、これから目覚めた時に始めに見た相手に発情するということだ。」
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