よくある異世界ストーリー？

このイベント、サボタージュしていいですか？

そして、何事もなく一週間過ぎた月曜日。

ララ「お前たちに言わなければならない事がある。」

ララが神妙な顔で切り出した。

委員長「今日の新入生歓迎会のことですか？それでしたら先週末に鬼ごっこの役割をくじ引きで決定済みですが？」

さすが委員長！！ララってば何も言わないから職員室で偵察して情報を事前に入手したのだ！！ルークが。

ララ「委員長やるなー…俺が楽でいいな。とりあえず講堂に集合しろよー。」

そそくさと教室から逃げ出すララにSクラスからのブーイングが起こった。

ライ～俺を捕まえてね？

ライ「む。もちろんなのだ！」

うぅ…俺って鬼ごっこ逃げる方なんだよね。ギッシュもルークもライまで鬼なのに俺だけ！！

ル「ライが無理なら俺たちが捕まえてやるからそんなに落ち込むなよ。」

ギ「だな！頑張って逃げろよ！掘られるぞ？」

ギッシュ！いらん発言禁止！！ライ～、ギッシュがー！！

ギ「いでっっ！！ライひでぇよ…。」

無言でライに拳骨くらったみたいだ。ざまぁ！

ミカ「そろそろ講堂へ移動しませんか？」

はーい。ライ手～。

ライ「うむ、行こう。」

手を繋いで今日の昼ごはん何処で食べる？とかを話しながら移動。