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そして平穏に数ヶ月が過ぎ、この世界でも夏休みはあるようで。
ギ「今回も試験を乗り越えてやったぜ!!」
両手を挙げて喜ぶギッシュにクラスのみんなが苦笑いだ。
ル「ライとコタローのおかげで成績良かったもんな。ギッシュは今年も実家に帰省するんだろう?」
ギ「あぁ。帰らなかったらたぶんコッチに乗り込んでくるからな。」
心配症なご家族ですね。
ライ「ルークも帰省するのか?」
ル「だな。どうせギッシュの馬車が来るし…何故か俺込みの帰省が確定されてるんだよ。」
道中のギッシュの監視役じゃない?って思ってしまうよね。
ギ「お前らはどうすんだ?何だったら俺ん家来る?」
ライ「我は仕事がある故一度帰省するが、休みの間に伺おう。」
だね。チョット気になることもあるしー。
ル「じゃあ、休暇半分からギッシュの家に集まるのでいいな。」
俺無しかもだけどねー。
ライ「だ、ダメなのだ!コタロー殿も一緒なのだ!」
え?そんな必死にならなくても…。
ライ「始めての友達なのだ…。」
わ、分かったからしょぼーんってしないで!!
ギ「決まりだな!迎えはどこまで行かせたらいいんだ?」
ライ「迎えはいらぬ。ギッシュの魔力を頼りに行くので気にしないでくれ。」
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