夏休み初日~ライの受難風味若干の俺得を添えて~

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ル「ライって無駄にハイスペックだな。じゃあ、また。」 ライ「ではな。」 ギ「おー、待ってるからなっ!」 二人に手を振り俺たちも学校を後にする。外壁を出ると直ぐに転移で城へ帰還! 門前に部下たち大集合?若干距離を取っているのは俺の為の配慮だろう。 ライ「長らく留守にしたが、変わり無いな?報告は明日から聞く、今夜の宴は無礼講だ!楽しめ!!」 いきなり魔王モードで演説のライ様に俺、ポカーン。 宴は欠席します。 ライ「欠席するの……か?」 し、します。 ライ「……。」(きゅーん) やめてー!!ソレは反則でしょ!?人がいっぱいだから流石に勘弁して? ライ「……。」(きゅう…ん) ~~~~っっ!!さ、最初のちょっとだけだよ? ライ「うむ!!」 あのしょんぼりに勝てる日は来るのだろうか? ライ「先に部屋に行ってて欲しいのだが?」 ん?いいよ。あの雄叫びアーチは通れないからね。じゃ、お先に。 はい、転移にてお部屋に到着。ソファに寝そべって漫画読むのです。 ミカ「コタロー様、晩餐の衣装ですが、ライオネル様に合わせて此方で用意させて頂きました。お召替えを。」 え?なにそれ…ライが着たらカッコいいけど俺はねぇ…コスプレ失敗作になりますよ?
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