夏休み初日~ライの受難風味若干の俺得を添えて~

4/16
前へ
/265ページ
次へ
ミカ「ご謙遜を。サイズは良いのですが、装飾を選びきれなかったので一緒に選んで頂けますか?」 サイズ……計測してないですよね? ミカ「執事ですから。」 ぷ、プライベートは…… ミカ「当然、秘密は厳守します。」 何!?厳守しますって事は筒抜ですってこと? ミカ「執事ですから。」 怖っっ。俺にプライベート無いってことは良くわかった。でもさ、いつ調べてんの?俺あんまり呼んでないよね。 ミカ「魔力はほぼ無尽蔵にありますから。」 自己魔力でコッチにいるってこと? ミカ「とは限りません。神の補佐として世界を見ることが出来ますしね。」 それは能力の使い方間違ってないですか? ミカ「神の使者を見守るのも私の仕事ですから。」 大層な理由がついたね。てか、俺は神の使者なの? ミカ「厳密に言えば違いますね。世界管理者の直属ですから。人間にしてみれば何ら変わりは無いと思いますので、神の使者と言わせて頂きました。」 へー。ミカエルは神の補佐だよね? ミカ「私は世界管理者の上にある、創世部のとある創世神の秘書と言うところでしょうか。創世神が創った世界を、世界管理者が管理、運営して行きます。」 ファンタジーが削られていく設定をありがとう。
/265ページ

最初のコメントを投稿しよう!

623人が本棚に入れています
本棚に追加