夏休み初日~ライの受難風味若干の俺得を添えて~

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アウトー!!その発言はアウトだよ!? ライ「ワールドアウト」 ライ!?ワールドアウトはダメぇぇ! ミカ「拒絶します!」 やめてー、軽く究極魔法のぶつけ合いしないでー。俺が結界張ってなきゃ魔界消滅だよ? ライ「我はコタロー殿のものなのだ!!」 ミカ「コタロー様の所有物なら私の管理下になりなさい!公私共に支える執事としてキッチリ管理して差し上げます!」 もーう、二人とも魔法が使えない設定!! ライ「こ、コタロー殿?」 ミカ「かなり怒っていらっしゃいます?」 怒ってますよー?ちょっとそこに座りなさい。 俺が何を怒ってるかわかる人ー。 ライ「究極魔法使った…事?」 違うよー。まぁ、対勇者用の究極魔法はダメだよね。 ミカ「ライオネル様を管理下に置く発言でしょうか?」 はい、違いますー。ミカエルには最初にライの方が立場上だって話たよね? ミカ「はい。申し訳ありません。」 分かんない? ライ「うむ。」 下手したら二人とも怪我じゃ済まなかったんだって分かってる? ライ「うむ。コタロー殿が我にもミカエルにも守護結界をかけてくれていた。」 どちらか一人でも死んじゃったら俺は一人で輪廻に戻ってたよ。だって耐えられないもん、俺が原因で大切な人が居なくなるなんて。
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