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ライ「うぅ、ご、ごめんなさい…なのだ。」
泣かないのー。
ミカ「申し訳ありませんでした。」
はい、おしまい!ケンカ両成敗だよ。
並んで座る二人にゲンコツ一つづつ落としてナデナデ。
ミカ「ライオネル様は、宴の開始を知らせるためにいらしたのではありませんか?」
ライ「うむ。」
え、もう?しゃーない、ミカエル特急で俺を仕上げて!
ミカ「よろしのですか?」
時間ないしね。ただし!無駄なお触りは受け付けません。
ミカ「素敵なご褒美でごさいますね。では、失礼いたします。」
魔法の杖?を取り出してキラキラ~って頭から光が降り注ぐと、足元から衣装が変化していく。
ミカ「ビビ◯バビ◯ブー。」
…なぜ、デレラ風?
着てる服はネイビーのシンプルな軍服。若干、学ランにもにてるね。
ミカ「大変お似合いでございますね。剣帯はライオネル様とおそろいに致しました。如何です?」
ライ「素敵なのだ!カッコいいのだー!」
拍手まで頂きました。いつも下ろしている髪は軽く後ろに流して顔が見えちゃう感じだね。恥ずかしいったらないよ。
ミカ「そんな事仰られても髪型は変えませんよ?ライオネル様はコレで顔を拭いてくださいね。」
冷たいタオルで泣き顔も元通り!衣装のせいで3割り増しカッコいいし!
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