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ライ「ご飯いっぱい用意したのだ。ミカエルも来るといいのだ。」
ルンルンだね。でも部屋を出たら魔王モードでしょ?
ライ「うむ。コタロー殿は魔王モードでもカッコいいと言ってくれるので、遠慮なく魔王モードするのだ。」
よーし、食べるぞー!!
ミカ「私は何時も通りコタロー様の肩にお邪魔いたしますね。」
ライ「どっちでも良いのだ。では、コタロー殿我にエスコートされてくれるか?」
されてあげるー…って、俺は女子か!!半歩後ろにピッタリ付いて行くね。
ライ「手は?」
魔王は手を繋ぎません。
ライ「むぅー。」
ミカ「イメージ先行ですからね。暫くはガマンですよ。」
はい、行こう!!
背中を押して部屋から出ると、ライはすぐに魔王モードだ。カッコいいね!
ミカ「同一人物か疑わしくなりますね。」
ライ「聞こえているぞ。」
あ、ライが偉そうだ。
ライ「我は魔王だぞ?偉いに決まっているではないか。」
徹底してますね。ミカエルも天使長モードあるの?
ミカ「ありませんよ?私は常にこんな感じです。」
ライ「天使の癖に嘘をつくとはな。」
ククっと笑うライがカッコよすぎるんだけど!
ミカ「おや、嘘とは?私はいかなる時もこのスタンスです。」
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