夏休み初日~ライの受難風味若干の俺得を添えて~

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ライ「無駄話はここまでだ。魑魅魍魎の狂気の宴にようこそ。」 目の前の大広間の門を騎士が開き煌びやかな室内が見えた。 そして正に魑魅魍魎がいらっしゃる…コッチみてるぅぅぅ!! ミカ「ライオネル様がいらっしゃいますからねぇ。」 帰るぅ…。 ライ「見たことある物もいるだろうが、彼はコタロー。我の契約者だ。」 俺の発言を無かったことにしたよ…。否定的な目が結構あるなぁ。 ミカ「文句言いたげな方々がおられますね?」 み、ミカエル? ライ「文句?聞こうじゃないか。」 ら、ライ? ミカ「コタロー様の素晴らしさを理解しないなんて生きてる意味…有ります?」 ライ「無いな。」 ないの!?いや、あるよ!それに、人には生理的嫌悪ってあるからね? ライ「人は居らんな。」 ミカ「魔族はカテゴリー、人科ですがね。」 二人とも、落ち着こう! 「「至って冷静(だが)(ですが)」」 うん。お、お腹すいたなぁ!さぁ、何を食べよう? ミカ「コタロー様、先ずはこちらを。」 さっきまでの剣呑な雰囲気は何処へやら、ミカエルが素早く俺に食料を運んできてくれた。 ライ「サラダのドレッシングは魔界のオリジナルだ。」 それ、俺が食べても大丈夫?
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