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ライ「無駄話はここまでだ。魑魅魍魎の狂気の宴にようこそ。」
目の前の大広間の門を騎士が開き煌びやかな室内が見えた。
そして正に魑魅魍魎がいらっしゃる…コッチみてるぅぅぅ!!
ミカ「ライオネル様がいらっしゃいますからねぇ。」
帰るぅ…。
ライ「見たことある物もいるだろうが、彼はコタロー。我の契約者だ。」
俺の発言を無かったことにしたよ…。否定的な目が結構あるなぁ。
ミカ「文句言いたげな方々がおられますね?」
み、ミカエル?
ライ「文句?聞こうじゃないか。」
ら、ライ?
ミカ「コタロー様の素晴らしさを理解しないなんて生きてる意味…有ります?」
ライ「無いな。」
ないの!?いや、あるよ!それに、人には生理的嫌悪ってあるからね?
ライ「人は居らんな。」
ミカ「魔族はカテゴリー、人科ですがね。」
二人とも、落ち着こう!
「「至って冷静(だが)(ですが)」」
うん。お、お腹すいたなぁ!さぁ、何を食べよう?
ミカ「コタロー様、先ずはこちらを。」
さっきまでの剣呑な雰囲気は何処へやら、ミカエルが素早く俺に食料を運んできてくれた。
ライ「サラダのドレッシングは魔界のオリジナルだ。」
それ、俺が食べても大丈夫?
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