夏休み初日~ライの受難風味若干の俺得を添えて~

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ライ「普通に人間界でも売っているぞ?高級ドレッシングとして有名だ。」 ミカ「魔界のドレッシングですね。コタロー様は召し上がった事が無いでしょうが、とても美味しいですよ。私も天界に箱で送りました。」 魔族考案のドレッシング天界で食べても大丈夫なのか?まぁ、変なものは入ってなさそうだし大丈夫か。 俺「いただきます。」 あ、うまっっ!!オニオンベースのコクうまドレッシングだ。 ライ「気に入ったようだな。こちらも美味いぞ?」 俺の左側に座って、一口大の肉を差し出してくる。 こんな人前でアレをしろと? ライ「ん?我の切り分けた肉が食えないと?」 何処の酔っ払いだよ。はいはい、あーん。 ライ「レアが好みだろう?」 うん、凄い美味しい。脂は少なめでヒレ肉のようだけど、口溶けは霜降り肉に匹敵する感じだ。 ミカ「ファイアジェットの肉ですね。レア食材として有名です。」 もうさ、人前で…とか言う場合じゃない。静かに2人が攻防戦を繰り広げています。俺を挟んで…。 俺「ご飯は美味しく、楽しく食べなきゃいけないんだよ?はい、二人ともあーん。」 さっきのステーキを二人に切り分けて口に突っ込む。 あ、ミカエルは普通に生き物も食べるよ?
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