夏休み前半~俺の溶岩焼き、青い風に吹かれて~

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はい。やって来ましたのは真っ赤な、真っ赤な火山地帯。RPGでよく見るタイプのゴッポゴッポやってる大地。 ミカ「さて、ここからは私ではなく別の方にバトンタッチです。コタロー様、ご武運をお祈りいたします。」 言うだけいってミカエルは転移していった。 俺…ボッチ? 3時間たった。誰もこない。俺には妄想力があるから全然ボッチOKなんだけど、ミカエルが誰か来るっていったから大人しく待ってるのになぁ。 探検しよっと。 「待たせたな。」 とか思ったら来るんだよね。でもね?俺の本能が逃げる一択を選んでる。 「おいおいコタロー、この俺を忘れたのか?」 忘れたいなぁ。性別を女に変更。 俺「なんでアベなの?」 本当に、本当に身の危険しか感じない。 アベ「さあな。ミカエルとか言う奴から頼まれた。断る理由も無かったしな。」 断って!!そしてミカエルは何考えてんのー! 俺「俺ってばチートだから大丈夫!じゃっ!!」 ダーッシュ!……できなぁぁぁい!?!? アベ「逃走防止の結果位張るだろう?」 男臭く笑うな!多分ミカエルは俺のこう言う危機回避能力向上の為にアベーをチョイスしたんだろうな……。 俺「無理だよぅ…運動神経切れてる俺には無理ゲーだよぅ。」
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