夏休み前半~俺の溶岩焼き、青い風に吹かれて~

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のせられるか!と、言う言葉遊びをして居る場合では無い。 アベ「じゃあ、次だな。俺の配下がペイント弾を持って追いかける。1時間当たらなければ合格だ。身体能力のみで逃げろよ?一発でも当たればやり直しだ。」 かくれんぼの次は鬼ごっこか。 俺「フィールドは?」 この山岳地帯とか言わないよね? アベ「この中だ。頑張れよ?」 直径50mほどの半円形には10人の悪魔が待機している。アベーのニヤニヤが気持ち悪いが、とりあえず中に入る。 《重力魔法中級『重力結界』結界内の重力を変化させることが出来る。》 え?ちょっと待って! アベ「スタートだ。」 俺「ぐあっ!」 重っっ!!無理無理無理無理!!!身体能力チートでも無理ってば! べちょ。 へ? びちゃ、べちょ、べちゃ……。 ぺ……ペイント弾?白い半透明な粘り気のあるペイント弾が俺に当たる。 カシャシカャカシャ!! そしてカメラの様な…… 俺「カメラじゃん!?なに?何なの??」 状況が分からなくてパニクるよ!何で皆さんニヤニヤしながら撮影してんのさ!! アベ「おいおい、まさか重力二倍で動けないとか無いだろう?後、俺は興味無いが、写真をばら撒かれたくなければ頑張った方が良いと思うぞ。」
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