623人が本棚に入れています
本棚に追加
やれやれと言い出しそうなミカエルにライがキレッキレです。
ライ「今から休みが終わるまで天界で待機だ。コタロー殿、送還を頼めるか?」
うん、後で高橋さんにも連絡しとく。反省がみられなかったら延長するからね。
ミカ「わた…。」
はい、送還~。セリフなんて待ってやらないんだから~。
ライ「コタロー殿、一緒にお風呂に入るのだ。」
コアラ抱っこのまま浴室へと運ばれる。
その前に高橋さんに連絡するね。
俺「オセワニ、ナリマス。タカハシサン、イマスカ。」
管理局の方は愛想よく応対してくださる。
高「高橋だ。林、状況はわかっている。厳重に処罰する様に抗議しておく。ではな。」
仕事早っっ。流石高橋さん!現状もキッチリ把握してくれてるんですね。どっかの適当神とは大違いだ。
ライ「バンザーイなのだ。」
はい、バンザーイ。
ライ「片足を上げるのだ。」
はい右足~、左足~。
ライ「抱っこなのだ。」
はい、コアラ抱っこ~。
何してるって、ライが俺の服を脱がせているんだよ。そして抱っこでお風呂に入るのです。
ライ「掛け湯は大事なマナーなのだ。」
そうだねー。自分と俺に掛け湯して一緒に湯船に浸かる。微かに甘く安らぐ香りのお湯に、身も心も解れていく。
最初のコメントを投稿しよう!