夏休み中盤~トラウマのポワレ 春一番を添えて~

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やれやれと言い出しそうなミカエルにライがキレッキレです。 ライ「今から休みが終わるまで天界で待機だ。コタロー殿、送還を頼めるか?」 うん、後で高橋さんにも連絡しとく。反省がみられなかったら延長するからね。 ミカ「わた…。」 はい、送還~。セリフなんて待ってやらないんだから~。 ライ「コタロー殿、一緒にお風呂に入るのだ。」 コアラ抱っこのまま浴室へと運ばれる。 その前に高橋さんに連絡するね。 俺「オセワニ、ナリマス。タカハシサン、イマスカ。」 管理局の方は愛想よく応対してくださる。 高「高橋だ。林、状況はわかっている。厳重に処罰する様に抗議しておく。ではな。」 仕事早っっ。流石高橋さん!現状もキッチリ把握してくれてるんですね。どっかの適当神とは大違いだ。 ライ「バンザーイなのだ。」 はい、バンザーイ。 ライ「片足を上げるのだ。」 はい右足~、左足~。 ライ「抱っこなのだ。」 はい、コアラ抱っこ~。 何してるって、ライが俺の服を脱がせているんだよ。そして抱っこでお風呂に入るのです。 ライ「掛け湯は大事なマナーなのだ。」 そうだねー。自分と俺に掛け湯して一緒に湯船に浸かる。微かに甘く安らぐ香りのお湯に、身も心も解れていく。
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