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ライ「今日の夕飯は早めにして貰うよう頼んでおいたのだ。コタロー殿は沢山食べるから簡単な物になるが、構わないだろうか?」
ありがとう、今日は目一杯食べて眠りたかったんだ。よく分かったね?
ライ「エッヘンなのだ。コタロー殿と一番の付き合いだから当然なのだ。」
えへへ~と相貌を崩して笑うライにぎゅーっと抱きつく。
ライ「そう言えば、ギッシュから寮の部屋に手紙が届くのだ。」
魔界にどうやって知らせてるの?
ライ「学園長が……な。」
あぁ、なんかゴメン。
内容はどんな物かな?急ぎの用事だったらいけないしね。
ライ「早く遊びに来いとか、一緒に特訓しようとかだったぞ?」
と……特訓……ナニソレ、オイシイノ?
ライ「しまった!?コタロー殿、落ち着くのだ。怖いのはもういないのだ。」
あやすようにライは俺の背中を緩く叩く。優しいライの肩に持たれていると睡魔に襲われる。
ライ「コタロー殿、眠いのか?」
俺「んー…」
眠い……でも、お腹すいて眠れない。
ライ「上がってご飯にするのだ。」
ライは俺を抱っこしたまま立ち上がり脱衣所へ移動する。
風と火の魔法で全身をドライヤーかけて乾かすという荒技発動。
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