夏休み中盤~トラウマのポワレ 春一番を添えて~

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そんなこんなで翌日です。 昨夜のこと?そんなのはほら、熱いパッションがほとばしったり無かったりしたんだよ。 俺「眠い…ライってば寝かせてくれないんだもん。」 食堂にてライに不満をぶつける。ライみたいに体力化物級じゃ無いから、結構なキツさだ。 ライ「わ、我の所為ではないのだ!コタロー殿が悪いのだ!」 顔を真っ赤にして恥ずかしがるライが可愛い。昨日の大胆さはどこにいったの? 俺「それは良いとして、ライの仕事はひと段落した?」 ライも宿題はとっくに終わってるからね。仕事があるなら仕事優先です。 ライ「我の必要な部分は終わったからコタロー殿と休みを満喫するのだ。」 流石ライ!仕事が早いね。じゃあ、約束通りギッシュ宅へ行こうか? ライ「うむ。手紙を書いた方が良いだろうか?」 うーん、今から手紙出して昼には行こうか。 ライ「手紙を出す意味がないのではないか?」 行くよーっていうお知らせだけ。みたいな? ライ「ふむ。ギッシュだし?」 正解ー。ルークもどうせいるだろうしね。 ライ「おやつに蒸かし芋は含まれますか?」 バナナじゃないだと!?お弁当箱に入っていれば含まれません。 ライ「ふむ。重箱に魔界特産品などを詰めるのはどうだろう?」
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