夏休み中盤~トラウマのポワレ 春一番を添えて~

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ありかも。それとなくお菓子とかにも入れちゃう? ライ「うむ。料理長達に伝えるのだ。コタロー殿は食事を続けてていいのだ。我が手紙なども手配するのだ。」 うん、よろしくー。 ライ「任せるのだ!!」 張り切っちゃってまぁ、可愛いったら。お言葉に甘えてモリモリご飯食べちゃうんだぜ。 「コーターローくーん、ちょっと話があるんだけど~。」 扉の外から聞き覚えのある声が。 「コーターローくーん?魔王様~?」 扉には進入防止の結界が張ってある。前回の教訓はしっかり活かしております。 ライ「ふむ、フィーアなのだ。」 風の精霊王さんね。なんのようだろうね? フィ「あら~?えいっ!」 『ドガン!!』 ……腐っても王を名乗るだけはあるよね。結界ごと扉を木っ端微塵にするとかね。もう、人ん家だろ?とか、返事を待ってからの入室だろ?とかの常識なんて通じないんだね。 フィ「あらあら、大変。」 お前がやったんだよ!?なに呑気に言ってんの? ライ「フィーア、いい加減その短気を治せ。城を破壊するな。」 ちょっと魔王様モードのライは時間魔法で壊れた扉を修復する。 フィ「まぁ!直ぐに修理できるし、お金持ちですのに、ケチな事は言わないで頂きたいですわね。」
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