夏休み後半~王道ドルチェの盛り合わせ (前)~

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怪しまれないようにこれ以上転移はしない。その代わり爆発的なスピードで門前に移動する。 「失礼ですが、本日はどのような御用でしょうか?」 強面の門番さんが訪ねてきた。丁寧な口調だが誰だテメェ感が半端ない。 ライ「我「おせーよ!お前らー!!」は。」 ライの台詞にかぶせたね? ギ「ルークは夏休み初日かrぶげらっ!」 まだ走っているギッシュの足元に魔界バナナの皮をポイとなげる。因みに黒い皮に赤い中身だ。 ライ「見事に踏んで滑ったな。」 ざまぁ。顔面から地面にダイブしたギッシュにニヤリと笑う。 ギ「あー、びっくりした。誰だよ魔界バナナ何て食った奴。あ、ルークは夏休み初日から来てんだ!ほらいくぜ。」 安定のノーダメージだ。門番さんも気にしないレベルの。 ライ「ふむ。お邪魔します。」 お邪魔しまーす。 ギ「いやぁ、本当に昼過ぎに来るとは思わなかったぜ。何処に住んでるんだ?ここの領地じゃないよな?」 ギッシュのくせに生意気にも領地の話だと! ライ「魔界からなのだ。」 ライー? ギ「なるほどなぁー。」 ル「んなわけあるか。」 あ、ルークだ久しぶりー。 ル「あぁ、久しぶり。ライ、こいつにその手のボケは通じないぞ?」
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