夏休み後半~王道ドルチェの盛り合わせ (前)~

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ギ「ああ!!ばぁちゃん食べ過ぎだよ!俺まだ一個も食べてない!」 レティシオーネ騒動(?)でトリップしていたギッシュが帰還したようだ。 ル「前から思ってたけど、ライって何様?」 問い方が悪いけど、まぁ、そうなるよね。 ライ「我は魔王様かな?」 わお、まおーさまー。 ル「はいはい。じゃ、コタローは?」 我こそは神の使者なりー。 ル「あーはいはい。これ美味しいな。」 あ、流された。ライ、流されたね。 ライ「ふむ。ルークは冷たいのだ。」 ギ「止めとけ、ルークにその手の冗談は流されるのが落ちだからな。サンドイッチの肉何肉?」 もう、皆んな夢中だな。 ライ「ラピョンの肉だ。」 ギ「ラピョン!!B級魔物のレア度S級!やべー、一口って少ない!」 もう、収拾つかないよ。食べ終わるまで大人しく待とうか。 ライ「それがいいのだ。コタロー殿、このハーブティー美味しいのだ。」 美味しいねー。 ル「そういうのは他所でやれ。」 ヤでーす。はい、あーん。 ライ「んむ。美味なのだ。」 ティ「あらあら、まぁまぁ、うふふふふ。」 という感じで、しばらくは魔界食材に舌鼓を打っていたのである。
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