夏休み後半~王道ドルチェの盛り合わせ (前)~

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ひと段落した所で、ずっと気になっている事があるんだけど。 ギ「へ?」 あのさ、奥のソファーにいつの間にか座っているのって… ル「ソファー?」 ティ「あら!ジルじゃない。いつからいたの?」 ですよねー。 本当に気付いたらいたし、軽くお辞儀してみたら手を上げて静止されたからそっとしておいたんだけど。 ギ「お爺様はいつも、いつの間にか側にいる不思議な方なんだ。」 ル「正直、心臓に悪いよな。」 ライ「改めまして、ライオネルとコタロー・ハヤシです。しばらくの間お世話になります。」 ジ「はい、よろしく。」 好々爺に見えるけど底の見えない感じがする。ちょっと怖い。 ギ「じゃー、あとはお爺様とばぁちゃんで食べてくれよな。いくぜ!」 俺「お邪魔しました。」 ライ「失礼します。」 2人に一礼して外に出る。 ジ「ライオネル君、コタロー君頑張りたまえよ。」 ニコニコ。 訳知り顔な気がするけど、怖くて聞けない。い、行こう! ライ「あぁ、うむ。」 ライもなんか冷や汗かいてる。ギッシュの家の人怖い!ご両親とかどうなるんだろう? ライ「平静を装うのだ。」 またしても平常心なの!? ル「そう構えるなよ。おかしいのは祖父母だけだから。」 そ、そうなんだ。なんだかドキドキの展開だったよ。
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