夏休み後半~王道ドルチェの盛り合わせ (前)~

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訓練場と言うだけあって、学校の訓練場と遜色ない強度をもつ建物だ。 ル「神級魔法がギリ防げる結界だそうだ。まぁ、神級魔法なんて打てる奴滅多に居ないから確かめようはないがな。」 ギッシュがなにやら訓練場の説明をしているが、実は誰も聞いてないという(笑) ライ「ふむ、地帝の作ったものだな。結界には闇帝と光帝か?」 ル「流石だな、その通り。」 ギ「ちょ、え?誰も聞いてない?」 あ、今頃気付いた。ギッシュおかえりー。 ギ「ただいま?早速始めようぜ!」 特訓て何するの? ル「とりあえず、魔武器を使っての打ち合いとかだな。正直手詰まりなんだよ。」 ライ「時間をかけるならばそれでも良いのだが、短期にとなると厳しいのではないか?」 そうだねー。でもさ、俺ってイイ方知ってるよ? ライ「コタロー殿、そんなに沈むならばもう少し傷が癒えてからでも良いのではないか?」 どよんと沈んだ俺にライが慌てる。抱き寄せて背中をさすってくれるんだ。 ル「どういう状況だ?イチャつきは他所でとも言い辛い位の沈み様だな。」 ギ「コタロー、大丈夫か?」 流石にギッシュも心配そうだ。 でもね、自分たちの身を案じた方がいいよ。 ライ「コタロー殿がその気ならば我も尽力するのだ。」
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