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そう言ってライは食堂から出て行った。
用意って何だろう?魔族は基本武装とかしないはずだから身一つで戦場へ赴く。
ま、後でわかるんだけどね。
今日の予定は視察とギルド登録だ!人が多い場所に行くから覚悟を決めなければならないな。
「ご馳走様でした。」
15分程で完食して食後のコーヒーを飲みながら、まったりライを待つ。
「コタロー殿、出られるか?」
食堂の入り口からひょこりとライが顔を出している。
「…行こうか。」
あぁ、外に出たくない。
「城を出たら我は魔王モードになるが気にしないでほしい。」
そりゃそうだ。ライは魔王だもんね部下に舐められたらだめだし魔王っぽい喋り方とか態度になるんだな。
「了解、俺のことも気にしないでね。」
近くをフラフラしたり、邪魔なヤツを排除したり勝手な行動をとると思うので。
「詳しい情報を説明しておこう。ウィンドウルフは知っているか?」
「風魔法を得意とする属性型モンスター。通常15~30匹の群れで行動し、知能は高め。連携プレーで低級ドラゴンも倒すことが出来る。ギルドランクはAって事くらいかな。」
ちなみに、
一般家畜はD~C
モンスターはC~A
属性型モンスターはB~SSS
(ドラゴンとか妖精も属性型だよ)
となっています。by世界の知識
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