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「たまたまピクシードラゴンが手に入ってな、生きたまま使ったらこうなった。」
血のような赤い剣を指差して反省無しで答える。
「で、こっちが珍しいんだよ!」
青緑のダガーだ。俺の好みではあるな。
「ゴルゴーンの髪!!凄くね?一本だけ手に入ったんだよ。試したらちゃんと本物だっただよ。」
ゴルゴーンの髪って蛇だよね?
「確かに本物のゴルゴーンの髪だが、どうやって手に入れた?」
ライ?
「さぁ?俺は店の武器全部と取り替えただけだからな。フード被ったデカイ男だったぞ。」
これくらいと自分の頭より20cmほど高い位置に手を持ってきた。
「最後にこいつがエンシェントドラゴンの鱗!!」
パールホワイトのレイピアは他の二つと違い攻撃的な感じはしない。
「魔鉱石取りに行った時にエンシェントドラゴンが上を飛んで居るのが見えてな?10日追跡してようやく手に入れた代物だ!」
どうだと胸を張るドーシェにライは地を這うような声で問う。
「全て此方で引き取る。報酬はこの店の武器の代金の3倍でよかろう?」
ライ怖いよ?とりあえず今日は早く帰ろうか。それと、
「此れと交換でどう?」
こちら、愛らしいウサギのぬいぐるみに見えますが実は高貴なる神様が御柱として使用した神力のこもった代物で御座います。
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