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さて、俺もお出かけっと。
魔の森の最深部にある太古の森。神獣や新魔獣などの桁違いの奴らが居る所だ。
さっきウルフ擬きを倒したのは太古の森の端っこ。ほぼ魔の森という場所だから、そこ迄転移。
「怪しい。」
うん、怪しいんだよねー。もう、生えてる木とか草がデカイんだよ。とりあえず散策がてら森をぶらぶら。
「そこの方!!」
!?人って魔界には入れないよね?
「すみません、手を貸して頂けませんか?」
いや、お断りしますよ?関係ないし、俺用事があるから。
「ちょっ!?聞こえてますよね?無視しないで下さい!!」
うわぁ追いかけて来たよ…茶髪にグリーンの目、身長は180cm位10代後半~20代前半の男。以外特徴らしい物はない普通の人。
「あの!森を抜けたいのですが案内して貰えませんか?」
俺の腕を掴み困った表情になる男。
いやーん、触らないで欲しいなぁ。
「怖っっ!顔が凄く怖い事になってますよ?面倒だとは思うのですが、本当に困っているんです。お願いします。」
もぅ、俺も急ぎで行きたいところあるからなぁ。
「用事、済ませてからでいいなら。」
まぁ、サーチアイで見たら迷子のこと人勇者だし。イケメンじゃないから無事だったんだね。
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