好奇心は○○をも殺す

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「ん?年頃の男が遠慮などするな。存分に眺めるが良かろう?」 楽しそうに仰るゴルゴーンさん。なら、遠慮なく…なんて無理!! 「これ着て下さい。」 創造したのはチューブトップ。アジアンテイストでビーズとかスパンコールがキラキラしてるから、ゴルゴーンさんに似合うだろうな。 「おや、恥ずかしがり屋だね。着たから目を開けていいよ。」 言われてそっと目を開けると目の前にゴルゴーンさんの顔がある。 近いよ!?気配が随分近くにあるとは思ったけど、もうすぐ食べられるんじゃない?て位近いよ。 「何か?」 引きそうになる体を押し留めて平気な振りをしてみる。怖いよぅ…。 「ふふ、面白いな。お前さん神の力を持っているな?まぁいい、聞きたい事とはなんだい?」 ズルリと穴から全身を出して俺の周りに這わせる。 ゴルゴーンの下半身は髪と同じ青緑色の蛇だ。もし俺がおかしな行動をすれば、石化と同時に絞め殺されるだろうな。 「最近誰かに髪を切られませんでした?」 「切られたな。」 あっさり答えてくれた。 「どんな奴か分かります?」 「足元まである焦げ茶色のマントと、顔を覆う覆面をした怪しい男だな。」 怪しいよねー。マントってことは肩からかけてて、前面は丸見えですよね。
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