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ギューっと腹部に抱きつくライ。カワイイけど、あんまりそうしてると食べちゃうよ?
「空腹なら夕食にするか?」
顔は埋めたまま聞いてくるけど、そっちじゃ無いのになぁ…とか思いますよ?
「む、わざとだ。彼女は気難しいから話をするのは 大変だったろう?」
え?凄い気さくなお姉さんだったよ?
「…ゴルゴーンに会いに行ったのでは無いのか?」
行ったよ。ゴルゴーンさんて、お一人様だから間違い無いと思うよ?
「気さくな…とは、どういう事だ?神魔獣のゴルゴーンは言葉は悪いが引きこもりの気難し屋のはずなのだ。」
えぇ~?だって、昼寝してたら急に現れてちょん切って消えたって言ってたよ。
「うーむ。なせだかコタロー殿には親切なのだ?」
それでいいのだ~。
で、ゴルゴーンさんからお願いされちゃったんだけど…。
「犯人探しか?」
うん、生け捕りで連れて来て欲しいって。
「ふむ。特徴的でありこれといった特徴が無いとは、探すのは困難だな。」
ライ、俺にお願いしたらいい事あるかも~。
「む、お願い。」
ちょっとだけ俺から離れて、上目遣いでお願いされた!!
「!!んぅ~っ。」
思わずチューしちゃった(テヘッ)
「びっくりしたのだ。」
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