まさかアレが…

3/10

623人が本棚に入れています
本棚に追加
/265ページ
それにしても、80%ならマントはダメじゃないの?覆面と紐パンで結構ギリギリじゃない? ま、いいや。コレなら大丈夫だから。 「まーめいどぅ(笑)」 白い貝殻でできたアサリ位の大きさの胸当て(直張り)同じくホタテ位の大きさの前貼り(直張り) 「……orz」 あ、ダメ!!そのポーズはNGですぅ。 「コタロー、その汚物を少し隠せぬか?」 微振動とともにゴルゴーンが巣穴から上半身を出している。 「ゴルゴーン、前が見えぬのだが?」 んで、ライの顔というか上半身を手で覆っているんだ。有難うゴルゴーンさん、ピュアなライには見せらんないもん。 「モザイク。」 粗めのモザイクを全体にかけると怪しさ爆発だね! ライ、俺たちの仕事は終わりだよね。帰って二度寝したい。 「この男から情報を引き出さねばならない。ゴルゴーンも殺るのはもう少し後にしてくれ。」 あれ?いつの間にか魔王モードだ。 「ほほほ、そんなヘマをするはずないわ。のぉ、コタロー?」 ライの横をすり抜け小さくなりながら俺のそばへ寄ってくる。 「まぁ、一応記憶は読ませてもらったよ。」 うーん、ゴルゴーンさんは侮れないね。俺のかけた魔法まで見抜いちゃった。
/265ページ

最初のコメントを投稿しよう!

623人が本棚に入れています
本棚に追加