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「情報は即座に共有すべきだ。」
最もな事を言っているようだけど、本当は?
「我だけ仲間はずれは嫌なのだ。」
ぽそりとつぶやくライにキュンキュンする~。
「そうそう、忘れぬうちに…」
にゃーーーー!!!???でぃーぷキッスされたぁぁぁ!!
「ダメなのだーー!」
シュバっとゴルゴーンから俺を引き離すがもう遅い。契約完了しちゃったよぅ。
「…orz」
モザイクとともにがっくりと膝をつく俺に魔王モードが解除されたライからぎゅーっと抱きしめられた。
「グスッ…ゴルゴーンなど嫌いなのだ…我からコタロー殿を取ろうとする奴は……。」
あ、あれ?何かライの様子がおかしい気がする…。
「こらこら、私は別にコタローに気が有るわけではないさ。面白そうだなと、思ったのでね。殺気を向けるんじゃないよ。」
ちょっと困り顔でゴルゴーンさんが言う。
ライー、離して?
「ふむ、取り乱した。」
俺を立たせて魔王モード再来…?
「取り敢えず目的は達成だ。ゴルゴーン、我らは城へ戻るが何かあれば連絡してくれ。」
帰るー?ちょっと気になる気配が有るから寄り道してもいい?
「気配?我には分からぬが、寄り道はかまわん。では、参ろうか?」
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