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室内は至って普通。
「さて、アリアちゃんから使徒だか神使だかの坊やと魔王様が入学するって連絡だったわね。魔王様は以前より魔力とか上がってます?」
書類に何やら書き込んでいるがライの魔力ってどれくらい?属性とかも聞いてないや。
「コタロー殿と契約したので魔力も属性もいっぱいだな。」
おそろいだねー。
「ねー。」
「キャラ!!魔王としてのキャラは何処に置いてきたのよ!!」
サンったら、ライは最初からキュンかわだったよ?
「コタロー殿の方が可愛いのだ。」
頭撫でられてる俺。ライなら許す!
「イチャイチャは他所でやってちょうだい。
じゃあ、使徒ちゃんも魔王様も全属性で魔力いっぱいなのね。
今空いてるのがSクラスしかないのよ。魔王様は良いとして、使徒ちゃんは学力大丈夫?」
サンは心配そうに俺を見る。まぁ、コッチ来てから一週間たって無いしね。
「ならば今から入試テストをすれば良いだろう?コタロー殿を甘く見るなよ。」
ちょーい、何を勝手に勝負っぽく持ちかけてるのかな?それ、俺のテストですよね??
「良いわよ。じゃあコレ、全教科のテスト用紙よ。今から開始で、続けて複数の教科をしても構わないわ。但し、不正とみなされる行動を取った場合即刻中止します。では、始め。」
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