入学前の濃っゆい1日…。

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テストきらーい、大嫌い!でも良い点取ってると教師は多少の事に目を瞑ってくれるからなぁ。 「おわーり。」 はい。無駄に身体強化して全教科を30分程で終わらせてやったぜ(←ドヤ) 「身体強化してまで短時間で終わらせる理由が気になるわ? 採点するから待っててね。」 サンは用紙を全て回収して奥にある部屋へと入って行った。 「不正に魔法が使われていたりしないかを確認しているのだ。」 そうなんだー。ライはテスト免除なんだ? 「あぁ。我は存在じたいが歴史的だからな。一般教科も問題無いぞ?」 やっぱりライは優秀だね。 はっ!!ライってばハーレム系主人公枠?となると、俺は巻き込まれ脇役チート?? 「コタロー殿、落ち着くのだ…。我は小娘共には興味がないのだ。」 ならば男の娘? 「それはどういう生物だ?」 え?男子のくせに可愛くて、スカートとか女子以上に似合っちゃうでも、恋愛対象は女の子な激萌え生物だよ? 「エドのことか?」 イエス。 「お待たせ~。使徒ちゃん合格よ、入学おめでとう。ようこそローズ学園へ。」 大袈裟に両腕を広げるサンはショーや舞台では存在感を存分に発揮出来るだろう。 此処ですんなし…暑苦しい。
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