入学前の濃っゆい1日…。

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「もーう、全教科満点なんて史上初よ?戦闘は大丈夫って聞いてるけど、学生にレベルを合わせて頂戴ね。」 うん、気をつけるね。 「気をつけるだけだろう?実行しなければ意味がないのだが…。」 だってー…ねぇ。 「期待はしてないわ。明日から登校して頂戴。」 あぁー、魔武器と使い魔召喚からだね。 「そうなのか?」 聞いてみてもいいけど、多分テンプレ的にはそうだね。 「明日の授業内容を聞きたい。」 「1-Sは午前は魔武器と使い魔召喚の授業よ。午後は武器と使い魔に慣れるために戦闘の授業ね。」 ほらね? 「テンプレとは、予言的なものか?」 いや、予言とかでは無いけど…多分。まぁ、気にしたら負けだよ。 終わったなら帰ろ?授業に必要な物とか、寮生活で必要な物とか買いに行かなきゃ。 「うむ。帰るのだ!」 くはぁ!その笑顔プライスレス。 「明日は制服と教材を渡すから7時半迄に此処に来て頂戴ね。 寮は基本二人部屋、あなた達は同室よ。 備え付けの備品はキッチン、バス、トイレのみで、机やベッドは自費購入か貸出ね。寮へは今から行ってもらって構わないわ。 学生証は寮のカードキーと兼用だから寮で受け取ってちょうだい。 質問が無ければ帰って結構よ。」
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