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高橋さん俺を殺そうとしないで!!
「いく」
行くから斧を構えないで!
能力って急に言われても困るな。小説や、漫画でみる能力を何て書いたらいいんだ?チートとかって憧れるよね。
「もう、よくあるチート能力、設定とアニメとかの知識を具現化とかで良いいじゃん。君の場合魔力じゃなくて神力だから魔力ゼロだよ。でも、使いたい放題。ってことで、逝ってらっしゃーい!」
え?選択肢ゼロだし何か俺、落ちてますけど!!
しかも凄いスピードで落ちれば気を失ったりするんだろうけどエレベーター位の速さだから気絶しないし、時間かかるよね多分。
あ、能力の説明も無かったよ…どうしよう。適当にして使えるのか?
「小太郎君ー、能力の説明忘れてたから情報あげるねーっっ!」
ねーって、どうやって?急に頭に情報が流れ込んで来たりとか…ちょっと楽しみだ!異世界感が出て来たかも~。
「下に着く迄5時間はかかる、その間に能力に慣れておけ!」
高橋さんが大きく振りかぶっております。
その手には野球ボール位の真っ黒い球体。フルスイングで俺に向かって……投げた。
「ごふぅ!!」
黒い球体は剛速で俺の腹にめり込む。
砲丸のような重さをもつ球は強い衝撃を全身に響かせ俺から意識をもぎ取っていった。
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