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それぞれのカラーで仕立ててあるメイド服はカラフルで……色物集団にしか見えないけど、きっと俺達を助けてくれるはず!
「部屋番号の頭はフロアの階数になっているのよ。コレで言うなら622だから6階ね。後は部屋番号だけど、カラーによって棟が違うの。後はこのフロアの何処からでも転移出来るから床に魔力を流してね。」
レッドが別のカードキーを取り出して説明してくれた。
俺達は緑の棟の231だ。
「腐レンドのピンチには駆けつけるわ。コロボックルって言ってくれればいいから。じゃあ、またね。」
ターコイズブルーさんは穏やかに微笑み、他の四人も含めて直ぐに姿を消した。
「コタロー殿、我に捕まってくれ。魔力を流すぞ?」
思わず手を離していたからライが手を差し伸べてくれる。
…ぎゅーっ。
「手を繋ぐだけで良いのだが?」
とか言いながらライもぎゅーって返してくれる。さっくり転移を終われせて部屋番号を探す。
「ここのようだ。」
プレートは231となっているからね。
ノブの近くのスキャナーにカードを通すとロックが外れる音がした。
「むぅ、狭い。」
え?思ってたより広いけど……まぁ、あの城に住んでたら狭いよね。
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