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只今午前7時半。理事長室に来た俺達は制服と教材一式を渡された。
制服は紺色のブレザータイプ。もちろんローブも付いている。
サン「黒いローブはSクラスの証よ。」
他のクラスは茶色らしい。教材一式はボックスにポイしたが、一般生徒はボックスを使えない事が判明。
でも、人前で使用を控えたりはしないな。だってスゲー便利!!
ライ「コタロー殿、ネクタイが曲がっているのである。」
シュルっと俺の首からネクタイを抜き取り、正面からライが結び直してくれた。
ありがとう~、俺ネクタイ凄い苦手なんだよね。
ライ「ならば我がネクタイを結ぶのだ。」
何か嬉しそうに我の仕事~とか言っちゃって……可愛い!!
サン「じゃあ、担任を呼ぶわね。ライラス先生……ライラス先生!………。」
来ないよ?だが扉の外に人の気配はあるんだよね。
サン「寝てるわね。」
片方の扉をそっと開けてサンはため息をついた。
サン「ライラス先生!減俸しますよ!」
「それはイヤっす。」
あ、起きた。ライラスだからララちゃんね。
ライ「うむ。我と被るのは遠慮して欲しいのだ。」
ララ「何の事だ?」
大きなあくびをしながらララちゃんが聞いてくる。
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