さぁ、テンプレよかかってこい(笑)

2/21
前へ
/265ページ
次へ
只今午前7時半。理事長室に来た俺達は制服と教材一式を渡された。 制服は紺色のブレザータイプ。もちろんローブも付いている。 サン「黒いローブはSクラスの証よ。」 他のクラスは茶色らしい。教材一式はボックスにポイしたが、一般生徒はボックスを使えない事が判明。 でも、人前で使用を控えたりはしないな。だってスゲー便利!! ライ「コタロー殿、ネクタイが曲がっているのである。」 シュルっと俺の首からネクタイを抜き取り、正面からライが結び直してくれた。 ありがとう~、俺ネクタイ凄い苦手なんだよね。 ライ「ならば我がネクタイを結ぶのだ。」 何か嬉しそうに我の仕事~とか言っちゃって……可愛い!! サン「じゃあ、担任を呼ぶわね。ライラス先生……ライラス先生!………。」 来ないよ?だが扉の外に人の気配はあるんだよね。 サン「寝てるわね。」 片方の扉をそっと開けてサンはため息をついた。 サン「ライラス先生!減俸しますよ!」 「それはイヤっす。」 あ、起きた。ライラスだからララちゃんね。 ライ「うむ。我と被るのは遠慮して欲しいのだ。」 ララ「何の事だ?」 大きなあくびをしながらララちゃんが聞いてくる。
/265ページ

最初のコメントを投稿しよう!

623人が本棚に入れています
本棚に追加