第1章

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僕は学校が嫌い。だってイジメを受けているから 勉強なんてしなくても分かるからやらなくても大丈夫 「おい、蓮兎来いよ」 また、始まる。来いよ、じゃなくて行くぞが正しい だって僕は有無を言わせず引っ張って行くんだから 「気持ち悪いんだよてめぇ!」 「があ…や、めて…よ…」 今日は一段と酷い。 腹は殴られすぎて吐き気がやばい、腕や足は青痣がかなり出来てきたし、頭から血も流れてきたし口の中も血の味がする 「今日はもういいだろ。行くぞ」 やっと、終わった…死ぬかと思った 「んっ…ちょっと、人来るよ…」 え、この声… 「大丈夫だって。ここに人なんか来ねぇって」 「ん、わかったよ」 嘘、だろ…?なんで…梨花ちゃんの声が… 僕は身体をなんとか引きずり声の方に近づく そんなことない、声が似てる別人だ… 僕はなんとか影に移動しきって確認して そ、んな…梨花ちゃん…
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