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僕は学校が嫌い。だってイジメを受けているから
勉強なんてしなくても分かるからやらなくても大丈夫
「おい、蓮兎来いよ」
また、始まる。来いよ、じゃなくて行くぞが正しい
だって僕は有無を言わせず引っ張って行くんだから
「気持ち悪いんだよてめぇ!」
「があ…や、めて…よ…」
今日は一段と酷い。
腹は殴られすぎて吐き気がやばい、腕や足は青痣がかなり出来てきたし、頭から血も流れてきたし口の中も血の味がする
「今日はもういいだろ。行くぞ」
やっと、終わった…死ぬかと思った
「んっ…ちょっと、人来るよ…」
え、この声…
「大丈夫だって。ここに人なんか来ねぇって」
「ん、わかったよ」
嘘、だろ…?なんで…梨花ちゃんの声が…
僕は身体をなんとか引きずり声の方に近づく
そんなことない、声が似てる別人だ…
僕はなんとか影に移動しきって確認して
そ、んな…梨花ちゃん…
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