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「一つだけ心当たりがある。だが、ヤツはその弱点を克服しつつあるのではないかね？ギムレス君」
「よくわからんにが、浄化させられたことは確かだに。一応、エナジーの一部は回収できてるだにが……」
ギムレスもまた、片膝をついたまま失敗した任務を取り繕う。
パトラはギムレスの言い訳を打ち払うように、自分のアイディアを推す。
「だからこそ、今なのです。今なら戦いの最中に隙ができます。浄化の力を完全に手にしてからでは……」
「うむ。ここは勝負に出るか。私にも試してみたい事がある」
ドン
ドライバーは樽を囲む機械の上に一本のビンを置いた。
「それは！デンスボトル！いいのですか？」
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