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「よくありません」
答えたのはいつの間にか現れたメイドだった。
「「「マティー!」」」
驚く幹部たちの視線が腕に集まる。
服はすっかり綺麗になっているが、あの壊れた腕はどうなったのか。
「総統の復活が第一優先のはずです」
「ヤツがそれの邪魔になるから、こうして頭を悩ませているのだろう!」
彼女の真の力を知ったドライバーは、冷や汗をかきながらも声を荒げた。
「世話役が作戦に口を挟むんじゃないわよ!」
「そもそも、お前がやればいいだに!」
幹部たちもそれに続いて文句を言う。
すると、メイドは冷たく、重く言い放った。
「それはつまり、あなた方は役に立たないということでよろしいですね?」
ゴゴゴゴ……
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