第1章

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朱音視点 私は今凛ちゃんと校舎の前の看板に張り出されたクラス表を見ている。 クラスが9組とかなり多くて自分のクラスを探し出すのが大変。 「あ、凛の名前ありましたですぅー!」 「凛ちゃん何組?」 「8組!あっ朱音ちゃんの名前もありました!同じクラスですぅ!」 そういって嬉しそうに話す凛ちゃん。 うん、凛ちゃんと同じクラスでよかった! 「8組かー他に知ってる人いるかな?」 「雪人くんいますよー!」 そうやってびしっと雪人の名前を指差す凛ちゃん。 雪人はなっちゃんの弟で私達の幼馴染でもある。 なんだか、高校生活楽しくなりそうです! 「そういえば、雪人はまだきてないのかな?」 「確かに見かけないですねーもしかしたらもう教室にいるかもしれないです!」 確かにもう教室にいるかもしれないと思い、私と凛ちゃんは私達の教室に向かった。 教室に向かう途中、もうすでに多くの新入生が学校にいることに気づいた。 そう思いながら、1年8組のドアを開いた。
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