第2章

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「兄ちゃん.....」 そう言って手を伸ばしてくる。 ....ああ、またこの夢か.... わかってる。おれが、手を伸ばしてもこの手は朱音を掴むことはできないだろう。 ....だけど、おれは何度でも手を伸ばした。
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