第1章

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~○月○日~ 俺はいつも通りバイトから帰ってきた。 疲れきった汗を流すため、そそくさとシャワーを浴びた後、いつもの日課であるバイト先からもらってきたおかずやご飯を冷凍保存していく。 その後、10分くらいソファーでゆっくりしていると、暫くして目覚まし時計が家じゅうに鳴り響いた。 すぐに目覚まし時計が止まるが、一定の間隔でまた目覚まし時計が鳴り響く。 「........またか」 俺はふぅとため息をはくと、重い腰を持ち上げて、ベッドがある部屋まで歩き出す。 そこで、毛布にくるまってる芋虫みたいになってるやつに近寄った。 「おい...もうあさだぞ?」 「....ぅん?、あとごふん....」 そうやっておきまりのセリフを言うので、そこにくるまってるやつの上体を無理やり起こした。 そうすると目が覚めるとどっかで聞いたことがある。 「起きたか?」 「........うん、兄ちゃんおはよー」 そういって目をこすりながら、欠伸をかいて寝ぼけているがなんとか起きたようだ。 「朝ごはんできてるから顔洗ってきな」 「はーい」 そういって眠そうにしながら部屋を出た。
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